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LPT annex

whatever LPT consists of

episode 0706 : You are confusing me

「定義不明瞭」
 
 3月の終わり頃、高校時代の友人からメールがあった。彼氏の会社が平和の隣のビルに移転したが、土地不案内だから今度一緒に昼食をしてやってくれ、という。「私の男を見てやってよ」と、久しぶりのメールは締め括られていた。
その依頼に、私は少々強張った。というのも、彼女は既婚者で、小さな子供も3人いる。しかも、彼女にはもう一人、自称「彼氏」がいて、私も一度「デート」のアリバイに使われた。大学まで共学で、どちらの彼氏も学生時代からの付合いだから、今更それを「愛人」「男」と公言する彼女の神経が良くわからない。当の彼氏も双方既婚者で、よく聞くと、時折呑みに行ったり映画を見たりと大した話ではないが、余った車を貰ったり(余ってるなよ!!)、彼女の親御さんが倒れた時真っ先に連絡したり、確かに少々きな臭い面もある。アリバイ工作か?

-夫が1人。
-子供が3人。
-彼氏が2人。

既婚者の人員構成にしては少々数がおかしい。少々か?そもそも、彼氏の定義とは、何だ?

友人は彼に無断で私のアドレスを伝え、彼からもメールが来た。別にどうでもよさそうで、彼女がたきつけてるだけの感じがした。私も、年度末だから、決算だから昼休みの時間が読めない、などと適当に交わして、毎日かっきり食堂で手弁当を食べていた。先週は、遂に友人が茅場町まで行くから、3人で昼食しようと連絡が来た。彼の写真も添付してあった。渋々承諾したところで神風が吹き、彼も彼女も都合がつかなくなった。いいんだよ、アリバイに私をかまさないでも。どこかでこっそり会いなよ。黙ってるよ。

もしそれを「男女の仲」というのなら、隠し通してるつもりでも知らないのは当の本人達だけで、周りは皆知ってる…位な方が、よほど自然だと思う。そういうのはね、「男友達」って言うんだよ。

Jun. 2007