2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
キッスのライブは、この曲は火柱、この曲には血へど…と数々のお約束があり、歌舞伎の十八番にも通じる普遍性が、親子2代に亘り愛される理由でしょう。客席にも、親の絵心のなさで凄い顔をしている子供が沢山いました。ポール・スタンレーの、ドリフの長さん…
「ウォーキング・レッスン」 先月、通っていたフィットネスクラブが閉店したので、全く運動しなくなるのもどうかと思い、秋からはウォーキングに力を入れることにした。運動として歩くのだから、一度正しいウォーキングを身につけたいと思い、たまたま春に買…
以前紹介したJ・フォックス在籍時の作品です。1978年発表後脱退しましたが、私は彼がいた頃の、パンクの終焉とテクノの黎明がないまぜで、情熱的でいてどこか傍観している空気感が好きで、中でもこの作品は、今聴いても少年が少年でなくなっていく狭間みた…
「ブームの裏側」 ここ数年、右肩上がりで山ブームとマラソンブームが来ているが、皇居周辺ではランナーが飽和状態で接触事故も多発、また各地で行なわれるマラソン大会は、参加受付があっという間に定員オーバーとなり、いつも参加しそびれて悔しい思いをし…
昨夏はカンヌ、その後も世界の映画祭に出没している押井守の最新作です。主人公の少年を含め大人や子供、皆それぞれの形で思いやりのある暖かい人達ばかり登場する中、なぜかヒロインだけが突出して破綻しているのが一応ストーリーの牽引力になっているので…
「拡大路線」 地元西武線某駅前に昨年末、若い大将が一人で切盛りするたい焼きやができた。営業時間は12時から夜8時までで木曜定休、3人も入ったら動けない程の手狭な店だが、定番の小倉あん、カスタードに限定の味が一つ、と3つの味があり、昼時には焼上…
U2とメンバーが血縁かつ幼馴染という関係から世に出た稀代のゴシックバンド、V・プルーンズの2ndアルバム(1982)です。音楽性の全く違うU2の前座で「耳の遠い婆さん&小太りのうるさいおばさん」みたいなコントを繰り広げていた意味不明の彼らが、瞬間芸とは…
「看取り介護」 先月、彼岸の頃より肺炎を起こし入院していた高齢の父が、快復の見込みなしとの判断により、入所先の特養に看取り介護のため戻ってきた。看取り介護とは、家族に代わって介護施設が中心となって、自宅ではなく施設内で「看取る」事だが、病院…
仮面ライダーと暴れん坊将軍が江戸時代で共に闘うという荒唐無稽な設定に惹かれ、劇場まで観に行きました。当然親子連ればかりですが、よく見ると大きいおともだちもチラホラ来ていました。さぞ破綻した話と思いきや、思った以上に自然に、しかも効果的に描…