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Manfred Mann Chapter Three / Volume Two

Manfred Mann Chapter Three, Volume Two

 

 1969年発表。息の長いUKブラスビートバンド、マンフレッド・マンのファンの間では「なかった事になっている」黒歴史的作品です。隣にいるおとなしい人が、予兆なしに突然耳元で絶叫するような唐突なホーンセクションが、一貫して不穏な曲調に絡み合います。平日の昼、昔テレビ枠の埋め草にやっていた様な、画面の端が黄変してストーリーも破綻した海外のサスペンス映画を見ている気分が、不思議と癖になります。シカゴとかその手のブラスバンド好きには、絶対お勧めしません。(Creature, MANN002)

Jan. 2009