70年代パンク・シーンでは、玄人受けが祟ったのか、日本ではあまり回顧されない部類の逸材、マガジンのデジタルリマスターが本国イギリスで一挙発売。これはデビュー作ですが名曲'shot by both sides'(このタイトルも秀逸!)も入っていて、いの一番にお勧めです。ゴーゴー音楽とサスペンスドラマの挿入曲が見え隠れして、情緒不安定な扇情感たっぷり。Vo.のハワード・デヴォートも白熱電球か白らっきょうみたいなルックスで、不安材料の一つです。(EMIミュージック・ジャパン VJCP-68806)
Apr. 2007