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Humble Mumble その36:マレフィセント2 Mistress of Evil (2019,USA)

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はあ~、今年も沢山映画を見ました!Amazon プライムに加入して以来、どんどこ見るものが増えて、ゲースロもMr.Robotも、書いてないけどBlack Listも制覇!禿げ散らかしたジェームズ・スペイダー、ステキ!ベン・ウショーみたいにはまっちゃうと、日本ではやってないものまで探してDVD入手!BBC制作作品とか、あまりに多くて、もうフォローできないくらい。きりがないよ~!
でもね~、やっぱ、映画は可能なら大画面でドッカーンと見たいわよね!直近のシネコンは伝統ある「としまえん」なんだけど、近くて便利なので、Bohemian Rhapsodyなんかは5回も見にいっちゃったっけ。

映画館に行くと、必ず延々と予告編を見せてくれるけど、これ、次絶対見たいってのが必ずあるから、それはそれで楽しみ。早く終わってくれって思う、拷問的な予告編もあるけど、最近見た予告編で一番驚いたのは、ターミネーター最新作かな"(-""-)"
なんか、エドワード・ファーロング君は成人しても二度と出演できない感じだけど、あのリンダ・ハミルトンが!、もうどういう時代背景なのか、全然わかんないけど、知らない若者系最強ロボットと、老人化したシュワちゃんまで出てくる。ハミルトンさんが鬼婆のようで、しばらく絶句だったけど、カメオ出演じゃなくてマジ重要ポイントらしくて。これが上がってるころにはもう上映されてるかな。
そして、次に流れてきたのが、「コケ、コケ、コッケーーーッ!!!」って、え???私?ほとんど猛禽類のようなニワトリの雄たけび!甲殻機動隊系のよくできたアニメーション!な、何の映画だ!と、ボーゼンとしてたら、「まさかのコラボ!シーチキンチキン!」という、はごろもフーズのCMでした。(映像参照)わ、私の時代が来るのか!何かの吉兆だわ!!(無視して下さい)


古川登志夫(まぐろ)VS神谷明(にわとり) アニメ「シーチキンチキン」

マレフィセントは誰でも知ってる「眠れる森の美女」の悪役が、どうして悪者になったのか、でも、本当はいい人!的に新解釈で5年前凄く楽しめたっけ。人間のほうが、よっぽどひどいじゃん!って。
その続編、子分のカラス、ディアヴァル役のサム・ライリー氏が「僕が今まで出てきた映画では、だいたい最後死んじゃうので、同じ役でまた出演できて本当に嬉しい!」とおっしゃってるように、アンジェリーナ・ジョリーとライリーさん、エル・ファニング姫、CG加工の妖精3人組は続投なんだけど、さりげなく王子様が全然違う俳優になってたな。前作でもなんか、王様とか、王子様がぱっとしなくて、圧倒的にアンジーの魅力でグイグイ引っ張ってもらったのを覚えてる。
今回も王子様役の俳優さんが、なんか寝ぼけてるんだけど(個人の見解です)、彼は来年2月上映のKINGS MEN新作の主役だそうです((-_-;)

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実はタヌも大好きなマレフィセント

しかし、これはもう、おとぎ話なんかじゃないね。オーロラ姫もお年頃、フィリップ王子にプロポーズされて... 王子のママ、ミシェル・ファイファーが悪いわ~!もう、出てきただけで、最後どうなるかわかってしまうような腹黒王妃。栄えまくってる幸せな妖精の王国と、オーロラ姫の実家の城もろとも、我がものにしようと企む。妖精なんか皆殺しよ!王様は一生寝てて!だから、たちが悪い。
筋書通り、育ての親、マレフィセントはディナーの席で挑発され大暴れ。悪者扱いされ、オーロラにさえ疑われてしまう。弱点が鉄だということも熟知していて、城の地下ではガンガン鉄製の武器を作らせている王妃。今度は戦争かよ~~~(-_-;)フェアリーテイル~

そこへきて、マレフィセントが窮地に立たされた時、どこからともなく飛んできて助けてくれる軍団が... ダーク・フェイ(闇の妖精)といって、かつては世界中で自由に暮らしていたのに、今では人間に攻め落とされ、辺境の洞窟でひっそり不自由に暮らしているという...
なんか、アジア系、アフリカ系も多数いて、前衛舞踏団みたいなんだけど、平和を願ってる黒人系長(おさ)が、キヨテル・イジョフォーだって、家に帰っても気が付かなかった!
とにかく、王妃が筋金入りのワルで、(どっちが悪人だよって,,,)マレフィセント率いる軍団との全面戦争になる。
最後の最後、悪あがき上等の王妃は、オーロラ姫さえ矢で射殺そうとする。当然最愛の娘を庇うマレフィセントは鉄の矢に射られて、粉々に黒い灰と化してしまう....そんな、そんんな、主役なのに~~~~って、死ぬかよ、主役が!
ああ、ネタバレですよ、ネタバレ、冒頭に書いた「シーチキンチキン」にも繋がるものがあり、酉年のハン1は腰が浮いてしまいましたよ!

マレフィセントはね!唯一残ったフェニックスの末裔だから、シ・ナ・ナ・イ・ノ!!!!
オーロラ姫の流した真実の涙のおかげで、灰の中から、キタ、キタ、キタ、不死鳥だもの~~~~!!!アンジー、カッキーッ!!!!

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というわけで、タヌはまた私の解説と映画館でくれたマレフィセント・ノートで満足してる感ありだけど、クリスマスは恒例の台湾に行くから、機上で観れるかもね!コッケ~~~!!!


Have a groovy Christmas!!

 

 

追記:

クリスマス前、親戚に会うためハン1さんと台湾へ行きました。日系の直行便を利用し、日系便は日本語字幕付き洋画が豊富で、結構ロードショーしたばかりの作品も観れるチャンスがあるので楽しみにしていたのですが、マレフィセント2は未収。仕方なく本年8月封切の邦画「引っ越し大名!」を観たのですが、何の期待や予備知識もなく見たのが良かったのか、非常に面白くて、時代劇好きな私は大喜び。邦画はなんと言っても時代劇に限りますね。幕府の構造や事情って、会社組織に似ているから、感情移入がしやすいんですよね。同じ藩に仕える武士同士でもお役目とは違う、生まれながらの「身分の違い」があって、下級武士の手柄は上級武士が横取りなんて当たり前。そんな無念を要所要所で晴らしてくれる顛末も清々しいですが、見どころはピエール瀧のリストラシーン。この役者は、日本の演劇界が決して失ってはいけない逸材だと改めて思いました。公開時期が薬物所持に関する判決前後でしたが、きちんと封切られ、こうして空の上で拝めたのは嬉しかったです。行きも帰りも観ました。配信サービスに降りてきたら、ハン1さんも観るといっていたので、そのうちハンブルマンブルでも登場するかも?(タヌ)