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ハンブルつれづれ:その5 Merry Christmas in Taipei 2019!!

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はああ~、2019年もあっという間に終わっちゃったけど、やっぱ、恒例の年末台湾、バタバタの中、タヌと行ってきたわよ~!

 

①ハン1、なんたる失態!!

台湾は何食べても美味しいけど、ここ数年泊まってるステキなホテルはなんでも食べれる「台湾のハラワタ」ゾーンまでは1キロくらい空気の悪い交差点とか人民の濁流にのみ込まれながら歩いていかないとたどり着けないの。でも、直近のなんだかわからないけど、美味しいクレープ系のお店は、おかみさんがワンオペで怖いって前にも書いたわよね。ナイッ!とか、はあああああ????て睨まれたり、朝からあの店だけは、もう二度とゴメンよ!ついた晩にコンビニとかでカップスープとか買って、あとはフルーツでもあれば朝食はOKよね!先回りして、何を考えたのか、あたしったら、数えきれないくらい台湾には来ていて、何がご法度か、骨の髄まで染みてるはずなのに、台北松山空港に着いて、タヌのトランクはさっさと出てきてるのに、いつまでたっても私のが出てこない!あれ~、おかしいなああ、と、はっと後ろを振り向くと私のスーツケースが、まるで罰ゲームのように、簡易な柵の中で立ちん坊にされてるじゃない!横には麻薬探知犬、ビーグル君のシールが貼られてて、持ち主出てこい状態!瞬時に察したわ!バナナよ、バナナ!生物は持ってきちゃいけないのよ!!走馬灯のように、頭の中、ビーグル犬とバナナがリンクしたわ!

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ここは、バカになって、あたふた検査官のところに「朝ごはん、バナナ、バナナ、ダメね~」で、トランクの中にしっかり包んでおいたそれは見事なバナナ二本、放棄してきました。

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「今回はバナナ持ってきたから、もう朝から怖い思いしなくて大丈夫よ!」って、チェックイン後に私が当り前のように、嬉しそうに言うので、タヌも「あれええ???」と思ったって言うけど、もうトランクは預けちゃったし。アハハハハ!オランダみたいに、罰金は取られなかったわよ! Good Jobワンちゃん!コケッ

PS.ホテルを出てすぐのところに、ソウルフード、生煎包(しぇんちぇんぱお)の店が出来てて、暖かい豆乳もあり、救われました!各16元!(60円位)来年もあるといいな!

②負けたらアカン!トイレ事情

さあ、夕飯は、B級グルメ、ダラダラ食いよ!!でも、ちょっと台北駅に寄って、人民の濁流に飲み込まれてるうちに、もうトイレに行きたい!ホテルに戻るにはバカバカしい距離をもう歩いてる。B級グルメは目の前!ううう、でも、トイレ、行きたい。大きなユニクロやブティックにあるかも、で、タヌが探すも見当たらない。う~ん、ダラダラ食いは立ち食いが命だけど、こんなに漏れそうじゃエンジョイできないよ~"(-""-)"まず出てきたレストランは??やよい軒???「日本の店じゃん!日本でだってはいんないよ!」と、タヌの罵声。ああ~、じゃあ、ここ?なんか、小ぶりなホテルの一階がイタメシだよ!ええっ!二人で980元???(3500円位)たっか~い!!!!おまけに、大好きな胡椒餅;大きな焼き饅頭45元(160円位)の店、潰れてる!

100円、200円で幸せになれる台北ハラワタゾーンで、1000円以上出すのは負けたも同じ!

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栄枯衰勢でよく買ったお弁当屋さんも潰れてる。待てよ、なんか、前はなかったけど、中でも食べれる小さな店が!「ニホンジン?メニュ、アルヨ、オイデ、オイデ」愛想のいいお姉さん!ここ、前、弁当屋だったのに(60元で腹一杯だった!)、なんかワンタンが名物の店になってました!「トイレは?」万国共通ね、顎をクイっと上げて、お姉さんがあっちだよ!って。救われました~!たとえ、トイレの中にお姉さんたちの赤いエプロンが何枚もかかってて、控室兼用になってても、小さな蟻がいっぱい這ってても、お姉さんがタバコ吸ってても。初めての店だったけど、巨大エビワンタンがとても美味しくて、結局2回もいっちゃったわよ!お願い、来年も営業しててね!二人で200元!(さあ、いくらでしょう?*)

 

③教育的指導???

うっかりバナナを持ち込んでしまった私が言うのも何だけど、大評判で立派な店構えのお茶屋さんでも、ほっといても日本人客がガンガン来るからか、タヌが行ってみたかった老舗のお茶屋さんの店員さんは、「いらっしゃいませ」(歓迎降臨!)の一言もなく、世間話で盛り上がりっぱなし!般若の笑顔でタヌが試飲させて下さいって言って初めて、湯茶の用意をしてました。でも、商品に対するアツい解説もなく、ただカタログを見せられ,勘で選ぶ感じ?次々日本人入ってくるし、別にいいのかな。

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店員さんから通じる日本語で「商品の事はQRコードで読んでください」説明それだけ。お茶屋さんといえば「わんこ試飲」で好みの味を探すものなのに、頼んでやっと出たのが2品。しかもどれが何だかわからない。ちなみに王徳伝は台北松山空港にも売店があり、価格も本店と同じだし空港限定パッケージがあるうえ2000元以上買うとオマケもつくから、次は空港で充分だとわかった本店訪問でした。店内がちょっとフレデリック・マルっぽかったのはマルちゃんだけに〇

それでも仲のいい従兄によると、台湾は空前の不景気だというの。帰る前の晩に連れて行ってもらった大規模な火鍋屋さんはとても不景気とは思えない繁盛ぶり。いわゆる駅ビルみたいな感じの店のひとつなんだけど、予約は一切受けない。ただ並ぶのみ!物凄いお客さんが中でも外でもワイワイ蠢いている。従兄の長男夫婦が4時から2時間待って(番号札を渡され、番が近づくと電話がくる。その間にビル内で買い物してね!的戦略?)、一番奥の私ら入れて9人が座れるバツグンの席を確保してくれてたけど。

しかし、店のポリシーなのか、とても台湾とは思えないきめの細かい、いや、異様に細かすぎるサービスの連続!途中で仮面男の激しいライヴはあるし、テーブルごとに刀削麺パフォーマンスのお兄ちゃんがくるし(映像参照)、注文はアイパッドで、テーブル担当の女性からお手紙つきのスナックがサービスで届くし、ハーゲンダッツのアイスクリームは食べ放題だし(20分待ち!)、不要な皿の下げ方も速攻!できすぎている!「不景気だから、ほかとの差別化が必要なんだ!」と従兄。まあ、でもこの映像をスマホで冷静に撮ったのが、7歳の女児(従兄の長男の次女!)だということも時代の流れを感じたわ!慣れすぎてる!

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そうそう、帰りの便も日系でも下請け会社が運航していて、え?今、騒いでるの誰?って思ったら、席の後ろの控え場所のスッチーたちでした!!若いお嬢さんたちがギャハギャハ笑ってる。スッチーと言えば心配りの塊!(特に日系は)を当然と思っちゃいけないのね!

なんか、確かに松山空港も人はいるけど、活気がなくて、香水の市場調査してくる!と別れたタヌが2分もしないうちに戻ってきて「種類、なんもねえ」。ひやかしたスーツケースやバッグの店も客もいなけりゃ、選択肢もほとんどないの。でもね!搭乗を待ってる時に当り前のように「孤独のグルメ」の松重さんが、総白髪、黒ぶち眼鏡、黒ジャケット、ジーパンで、ひょろーっと一般ピーポーの中をマスクもサングラスもせず歩いてて、オフでもこんなにかっこええんかい!!!って眼福眼福!

帰りの飛行機、最後、岩だらけのデコボコ道を軽トラックで走ってるかのように、猛烈に揺れたけど、やっぱ台湾、やめらんないわ~~~~!コッケー!!!!


*正解:1NT$≒3.67円。つまり二人で735円也。