LPT annex

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ハンブルつれづれ:その4Mission in Tainan 在台南的使命

いや~、充実のオランダ旅行も終わり、ピュアディスタンス・イベントも大成功を納め、もうしばらくは通常生活よね~と思いつつ、訃報はいきなりやってくる!亡き最年長従姉のつれあい(87歳)が5月末に他界し、台湾には珍しく、速攻で葬儀が行われることに。6月6日!どうすんのよ、航空券!コッケ~~~~!!!

 

①やったぜ、タヌ、LCC!

従姉の時も慌てて、生まれて初めて成田ー高雄行きLCCを利用したものの、チェックインカウンターも果ての果ての果て!やっとついても全く受付が進まない昭和のチェックインか!...という苦い経験があったけど、今回は別の会社で、ちゃんとターミナル2からだし、もう令和だし大丈夫よね~って、どうしても仕事で休めなかったタヌがねじり鉢巻きで、一番財布と体に優しい時間帯を選んでくれたのよ!凄かったわ、成田から高雄に行く人なんて、ほとんど台湾の人に決まってるし、どうすんですか、その荷物!ってくらい、超過料金当然で奥さんひとりでも家電やスーツケースを4,5個平気で預けてるの!そういや、そういう方々が悠々自適大荷物で都営大江戸線とか乗ってくるし、猛烈に格安航空券を使いこなしてるのには頭が下がったわ!家族5人連れとかゾロゾロ!でも何のサービスもないのが前提の飛行機だけど、魔がさしてオプションで焼きビーフン(冷凍;極小)を注文したら350元もして、(現地でアツアツ焼き饅頭が1個15元で食べれる)、お金の使い方をこの時ほど恥じたことはなかったわ!ゴゲッ!

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高雄空港では①クマの②ゆるキャラ がお出迎え。ポスターの他に段ボール製の立体物もある 「目指せくまモン」の志は認めるが、小物感は否めない

②Deluxe Single

高雄から葬儀会場のある台南に知人の車で移動。ホテルは自力じゃ泊まれない豪華ホテルを従兄が会員割引で2泊とってくれてたの。3年前の従姉の葬儀の時と同じホテルで、いいホテルなのに当時部屋にタオルがないことにビックリ!「環境保護のため」という事で、あの時は夕食後近所のスーパーに慌ててタヌとタオルを買いにいったのよ。だから用意周到、今回はしっかりタオル持参!と、思いきや、なぜかデラックス・シングルが当てがわれてて(従兄は知らない)、タオルは当然あるし、ウェルカム・フルーツ(毎日)、お菓子、飲み物、ガラス張りのシャワールームに優雅なバスタブ、ベッドは両手を広げても届かないほどの大きさ!クローゼットもデスクもソファーもスッゲー!立派。うちの何倍も広い!

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でもよく見たら、ドアにバーン!と室料いくら!ってポスターが貼ってあるの。あんまり、ないよね、そういうの(;'∀')なおかつ、ベッドサイドには重々しい注意書きが...「どうしてもこの部屋の備品を持って帰りたい方はフロントにお申しつけ下さい。タオル;いくら~、バスローブ:いくら~、グラス、お皿、ブラシ、ソープディッシュ...(英語&中国語)」に至るまで、全部値段が書いてあるの!そうだったのか~(-_-;) よく箱根の温泉でも某国の観光客が湯沸かしポットは当然、テレビまで持って帰ろうとして困るって聞いたことがあるけど、ホテル側でも苦肉の策だったのね!恐らく、通常のツインルームとかには今もタオル置いてないんだろうな。泥棒以前に、私はちゃんと「シーツ交換不要です」カードでエコ面で協力したわよ!コケッ!

 

③武道館アリーナ級葬儀!

故人ポヨンは若い時から姉妹共々仲良くさせてもらってたけど、腰が抜けるほどのお金持ち!息子たちも立派な社長さん!従姉の葬儀も献花がすべて胡蝶蘭でそこそこ凄かったけど、あれが中野サンプラザ級だとしたら、ポヨンは武道館のアリーナ級の豪華さ!広大な祭場の敷地の中に長屋形式縦割りで、沢山の家族がそれぞれに葬儀を行ってるんだけど、ポヨンの式場はメガトン級戸建て!門まである!数百基はあろう献花の数々。祭場のスタッフも精鋭を集めていて、スタイリッシュな黒服でキレキレッの誘導、おもてなし。外戚でも、亡き妻の従姉妹ということで最前列に座らせてもらったけど、まず、ぶっとんだのが一番最初に献香(長い線香で三度挨拶)したのが家族ではなく、台南市長!う~ん、故人のお徳が忍ばれます。

 

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ハン1とタヌの義従兄、ポヨンの葬儀会場。献花と人のサイズ参照

④お暇なら行ってヨネ!麻豆代天府(まとうだいてんふ)

葬儀後、私だったら破産しそうな豪華な精進ぶるまいの後、台南でも父の出身地、のどかな麻豆へ!ちょっと皆さん、びっくりなんだけど、ここの巨大な廟、「麻豆代天府」は5人の神様を祀る地元でも傑出したご利益スポットになってて、全国から参拝客が絶えず、ついにウィキベディアにも登場!すでに土地の名士だったうちの伯父が清の時代からの伝説と数々の奇跡に基づいて、陣頭指揮を市から任され建立した「寺院」なの!(道教だけどね!)変な張りぼてや、地獄めぐりなど、愉快な?テーマパークみたいのもあって、サティスファクション・ギャランティよ!(リンク参照)外でお香を焚いてる香炉のおばけみたいのにしがみついてる龍神様も最も誉高い「5本指」!人生変わるわよ~。交通不便だけど( ´艸`)

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(左)麻豆代天府名物、通称マトちゃんこと巨大龍。胎内は地獄巡りテーマパークになっている (中央、右)観音堂の壁面にはゆるい神様がいっぱい居る。特に右側はまずいものを感じる ハン1のこの文章を読むと「ちょっと頭のおかしい人の妄想」みたいに聞こえるかもしれないがすべて事実で、実際に麻豆代天府もあるし、地獄巡りもできる。地獄は定期的に内装の手入れをしているらしく、最新写真をみると初めていった時(1985年)と比べかなりスタイリッシュになっていた。近々ハン1さんと確認に行く予定


⑤Breakfast at Tainan Station

早くも帰国日。切符の都合で、帰りは台北の桃園国際空港から。朝食なしのプランだったので、早めに新幹線台南駅に出て、ショッピングモールもある駅で朝食を~と密かに計画してたのよ。でもね、義理人情に篤い台湾!もう一人の最年長従兄(81現役社長)が、意地でも台南駅まで送っていく!とショーファー付きでロビーに待機!ネットで予約しといた新幹線の時間が遅すぎる!ということで、列に割り込んででも1便早い切符に交換してくれました(;'∀')さあ、土産も買ってやる、どれがいい、どれがいい、選べ!選べ!と夫婦で煽るが結局夫婦で決めてガンガン買ってくれる。「ここに座ってトランクに詰めなさい」「これもおいしそうよ!」「どう?どう??」いつもは大人しい社長夫人が結構スパーク!(※一応会話は英語)「もう、はいらないよ~」「見せてごらん!まだいけるわ!!」ピューッと別の店で箱菓子を買ってくる。ふふふ、もう、駅で朝食を、なんて時間もなくなってきたから、じゃあ、お弁当買って車中で食べるよ!」と言うと、よし!!!台湾のお弁当、茶色くて美味しいしね!でも、「まだ店やってなかった、ほら!朝ご飯だ!」従兄が買ってきたのはセブンイレブンの握り寿司セットでした。灼熱のホームで食べました。御恩は一生忘れません。コッケ~~~~!!!

 

⑥Never Again LCC!!!

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台南駅から桃園駅で下車、そっからタクシーで...と思っていたけど、前出の従兄が「バカか!乗り継ぎ電車を使え!直結だ!」はいはい、確かに...チェックインも案外すんなりできたものの、そこからがお遍路の旅!乗り場がいくら歩いても出てこない!昼ご飯は?トイレは今いったほうがいい?何十年ぶりの桃園空港は様変わりして、LCC乗り場はやっぱり辺境の地!エスカレーターで1階下がって、まだまだ出てこない!途中、なぜかジョー・マローン(左)の出店があり凄く賑わってたので、焦ってるわりにはタヌヘの報告のため写メ!

はあああ~、やっと出てきたよ、乗り場。まさかの、今時、シャトルバスだよ~~~~!炎天下の中、タラップをゾロゾロみんなで登って機内に入ると、せめてもお詫びか?ミスト状の冷気がシュンシュン噴霧されててお客をねぎらってくれましたとさ。もう、よってたかってみんなに良くしてもらって、やめらんないわ、やっぱ。ありがとう、台湾!バサバサバサ....

 

ハンブルつれづれ:その3 Dutch Holiday Again 2019 !

①Gentlemen in Holland
今年もタヌとロッテルダムに1週間滞在することになったけど、今回はタヌの商用も兼ねていたので凄い荷物よ、コケ~~~~ッ‼(スーツケース4個)タヌは到着次第SIMカードを専門店で設定してもらうのが最初の難関!とか言ってんの。でもね、オランダは列車が便利だけど、バリアフリーではなく、乗り降りの際、車体底の段差が微妙で高さがあり幅の狭い階段を2段降りる感じ。あたしゃ、大荷物でそこを乗り降りするのが一番不安だったわよ。スキポールからは運よく、一人の男性が軽快にハイハイって乗せてくれて、さ~と座席に消えていったんだけど、ロッテルダムに到着するやいなや、今度ばかりは「南無さん!」とばかりに腹をくくって荷物を...と思う間もなく、'Need help?'と、荷物1個につきひとり、降り際に次々と現地の紳士たちがガンガンおろしてくれて、姉妹でしばし合掌。世の中、捨てたもんじゃないわ~ありがたや、ありがたや~(´;ω;`)f:id:Tanu_LPT:20190524181216j:image

と、思う間もなく、やっとついたホテル、エレベーターが壊れてて、暗くて地面がよく見えない階段を3階までゼーゼーいって荷物持って上がったわ!世の中、そんなもんよ、ゴゲッ‼

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ハウダ(国内表記:ゴーダ)の民俗博物館みたいな所で出会った、オランダ王国の象徴、ダッチ・ライオン。左はゴブラン織りのクッション、右は壁面彫刻だけど、よく見るとクッションでは歯むき出しでヒゲボコあがっちゃってるし、なんと彫刻ではベロ出し&漢の象徴もろ見え!しかもよく見ると最近塗り直してるっぽいし!この辺りをかなり強調するのはお国柄?それともハウダの地域性?次回訪蘭した際に他地域でダッチ・ライオンを見かけたら、しっかり観察してきます!


②あなた、変わったわね
去年と同じホテル、全く同じ部屋。でもエレベーターも壊れてて、王の日の前だというのに、ホテル側は直そうとする気配もないの。1日に何度も3階まで階段を往復したけど、一番驚いたのは朝食よ!そう、去年、オランダのホテルには愛があるのよ、コケーーー!!!なんて大喜びしてたけど、何かの間違いか、野菜もあえ物も果物もペーストも全部廃止!白パンか茶パン、チーズにハム、ゆで卵。終わり!お部屋のグラスも全部紙コップになってるし、補充もナシ!明らかに経営陣の方針が変わった感じ。それでいて値上がってる。この後、すごいオマケがついてたんだけど、二度とここには泊らない。それは確かね!

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帰国から数日後、ホテル予約サイトから宿泊アンケートの依頼が来たので、正直に答えていったら10点中4.9のスコア判定となった。その数日後、私のレビューは公開され、他の宿泊者のコメントを読むと、どうもこの惨状は昨年末から始まったらしく、突然朝食が粗末になり、エレベーターは壊れたと見せかけ、本当に必要な時にだけ動かすという、光熱費削減のためもう数か月も故障を装っているという事が発覚した。明らかに料金分の仕事をしていないホテルだった。2018年と比べ料金も上がっていたし、我々とこのホテルに「次回また」という可能性はない


そういや、去年、デルフト駅前広場には一面チューリップ畑が広がり、デルフト焼き風の張りぼてカップも何個か配置されてて絶景写真ポイントだったのに、全部撤退。確かにチューリップの残骸はあったけど、よく「ケツの穴の毛まで抜かれる」という不毛表現を聞くけど、そんな感じ。これが同じ場所???そうそう、去年タヌがデルフトでお気に入りのロブスターワンピを買って、今年もスゴイ柄(オットセイとか)をゲットするんだ!って鼻息荒くしてたのに、店ごと潰れてたわ。世の中、そんなもんよ、コケケッ!

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③Oh, Danny Boy
泊ってから2日目くらい、いきなりセントラルヒーティングが気持ち悪いほど効き出した日があってね。その日以来よ、毎晩、ダニらしき虫に噛まれるようになったのは!それも私だけ!(その代わり?タヌは初日、寝てる間にベットからマットレスごとズレ落ちました。なんなんだよ、ここのベッド!)

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最初は手首に何か赤いブツブツがちらっとあったくらいで、時計でもこすれたかな?と思ってたんだけど、日に日にあちこち赤くなっていって、かゆいじゃないの!これはパジャマにも潜んでるに違いない!って4日目くらいにはパジャマを交換。捨ててくつもりでクローゼットの下に置いといたんだけど、「縫い目に潜んでるんだろ、この縫い目山噛男(ヌイメヤマカミオ)!」それでも小指を噛まれ「小指噛子(コユビカミコ)!」と変な名前を付け始める始末。アルバートハインで買ったサラダがもの凄く盛りがよく、「食べでがある」と言うつもりが、「食べ出山盛男(タベデヤマモリオ)!」。痒さのおかげで何かのタガが外れ、王の日を祝うレストランのオレンジ色の三角の細かい旗の列がハタハタと揺れてるのを見れば、チベット寺院を透視するようになり、「マニ車が回ってる...」とまるでハッパでもやってるかのようなマンブルをしちゃったわよ!コケ~~~!(タヌは姉の壮大な世界観にとてもついていけなかったという)そう、その後もはいずりまわるように手足に噛んだ跡が出没!愛されちゃって~~~~もう、ケッコー!!!!!コケーッ!(# ゚Д゚)

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左:デルフト新教会の椅子に施された天使の彫刻。真面目に告解しても、あーはいはい言いながら肘枕で寝っ転がって半端に聞いてそう 右:オパルドゥ(ピュアディスタンス)のキーノート、パープルライラックを満喫するタヌをメアリが記念に激写するも、タイミング悪く白目出してトリップ状態。確かにフローニンゲン⇔ロッテルダムと、オランダを南北トリップしてましたが
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左:曽祖父の出身地といわれている南ホラント州にある、古都ドルドレヒトのフローテケルク(教会)内部。ゴシックですなあ 中央:自撮りの瞬間するっと入ったお姉さんと3人で、気分はヘブン17 右:ドルドレヒトとロッテルダムをつなぐメルウェカーデ波止場前にある、オランダ12州の統一を記念した門の前に佇むハン1


④ハン1愛されキャラ
私ってイカズゴケだけど、昔から赤ちゃんやジジババにウケるのよね。(ダニにもね)タヌの友達で、ミッフィーちゃんの故郷、ユトレヒトに住んでるメアリー(もとピュアディスタンス勤務)を再訪問。去年はダウンしてタヌしか行けなかったんだけど、ミケリーノもすくすく育ってもう1歳3か月。自称Baby Killerといえども、初対面だしと思う間もなく、ミケったら私を見るなり両腕を広げて駆け寄ってくるの!そのままギューッと抱っこよ!(写真参照)あたしゃ、観音様か!聖母マリアか!「愛想のいい子だけど、この子が他人にここまで懐くのは見たことがない!」とメアリーもビックリ!食事のときもトントンと私の膝をたたき、登ってくる。そのくせ、タヌには塩対応??手を差し出すと、ひゅっと引っ込め、目が合いそうになると、さっとそらす。いい子だったわ~。来年が楽しみね~、コケ~~~♡ 注)ダニは人から人には感染しません。念のため!

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とても初対面とは思えないこの懐きっぷり。よく見るとハン1の耳下ほっぺに、ダニに噛まれた跡が!ちなみにタヌへは常に冷視線。なんだこの差は


⑤Reunion in Rotterdam
曾祖父のご縁か、オランダもタヌは4回目。私も2回目。でも、私達って、やっぱ曾祖父の影響か出身地の南部小都市ばかり旅してるのよ。最北のフローニンゲン(ピュアディスタンスの聖地)以外はね。「何回も来てるのに、私らアムスには行かないね?」「きりがないよ~!!!」これが高い金払ってオランダに来てる人間の言う台詞だろうか。機内でスッチーが「チューリップ見に行くの?」とフレンドリーに語りかけてくれても、「いいえ」。スンマセン。キューケンホフ、Out Of 眼中。
しかし、不思議なもんでUKの朋友、まいどお馴染みのPeter Hall氏に、なにげに「Rotterdamに1週間滞在するよ」とメールすると、「そんじゃあ、僕も行こうかな~」とまさかの返事!誘ってないのに!地図を見ると、彼の住むEssex州とRotterdamは北海を挟んで、ちょうど釜山と福岡のように至近距離!フェリーが頻発!やっぱ、こんなオファーしてくるなんて、絶対彼とは姉妹共々、前世で縁があったに違いないわ!タヌに至っては29年目の再会!「なんで最後がPeterなんだろう??」と思いつつ。
結局、私達と同じホテルに2泊することになったの!王の日にも動かなかったエレベーターも彼がチェックインする夕方には直るという不思議!いきがかり上、この日最北フローニンゲンに往復5時間かけてミーティングに行ってたタヌが後から合流する形で、選んだレストランが「絶対こんなとこには入らない!」と、いつも前を通るたび鼻で笑ってたso-called日本食レストラン、その名も「MISO SUSHI」ここしか空いてなかったんだよ!

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ピーター・ホール(57)。タヌが16歳の時親交のあったラフトレード・ジャパンのスタッフがくれた1冊のインディロック系ファンジン’Blam!'の編集長だった彼に手紙を書いたことから友達になり、ハン1は定期的に会う機会があったもののタヌとは実に29年ぶりの再会だというのに「Listen to the voice of Buddha, Saying stop your Sericultue...」とBeing Boiled(Human league)の歌詞をスラスラ歌いだすなど、とても時の流れを感じないうえ、こういう「大きいお友達」はどんなジャンルでもユニバーサルだと痛感した瞬間だった


でも、おいしい、おいしいと「必死に寿司のふりをしてる和食」をPeterったら食べてくれてね。出発前に見に行ったクラフトワークのオマケの3Dメガネ、オーチャードHallって彼の名字が印刷されてるから、土産にあげたけど、こんなにサングラスが似合わない白人も珍しいわよね!コケッ!
帰りの荷物は全部Peterが列車に積み込んでくれたし、ダニの噛み跡は帰国後にはみるみる枯れていったし、やっぱ、オランダはやめらんないわよね~~~~、バサバサバサ....

Humble Mumble その30:Queenつれづれ①、あるいはMr.Robot(2015~USA)

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すっかり忘れていたが、Queenの初来日は1975年4月17日だという。HMでも書いたが、10代の私は44年前の今頃、武道館で半殺しの目にあったわけだ。可哀想、10代の私!

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その初来日のちょうど44年後にあたる今月4月17日、Team LPTはクラフトワークを観に行く

しかし、今となっては後日談になるが、Bohemian Rhapsody(ボラプ)大ヒットおめでとうございました!主役のラミ・マレック氏に至ってはオスカー賞受賞、アカデミー賞受賞、メアリー役の女優さんとマジ交際中など、ここまで世界が変わるとは当の本人が一番思っていなかったのでは。

結局、劇場で4回も見てしまったが、4回目に至っても満席。すでに各賞受賞後だったから、ファンでもなんでもないけど、運動会で聞いたことのある曲やってるバンドらしいし、話題作だから見ておこうという系のアラフォーご夫婦とかが多かった。フレディが男性にキスされるたび(2回ある)、「うわ~~~」と隣で声を上げるご主人がウザかった。

今ではAmazonUKから送料込みで1700円でGetできたDVDも家にあるので、いつでも堪能できるが、妹夫婦に至ってはいまだに見ていない。もう、暑苦しい姉の説明でお腹いっぱいといったところか。UKの朋友、Peter Hallでさえ、「全然興味ない!TVに降りてきたら見るよ」とそっけない。しかし、日本では「ボラプ」を追うように、同等規模で「翔んで埼玉」が大ヒットしているという。日本て一体...

 

MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン1 バリューパック [DVD]
ラミさん、ほんとによく頑張った!! 

 

しかし、あの個性という枠を超えているフレディ役を演じたラミ氏は、以前からアメリカの人気テレビ・シリーズ(今も続行中)「MR.ROBOT」の主役で、その演技が監督に認められオファーがきたという。ネットで見ると、あるわ、あるわ、彼のインタビュー映像。もちろん、入れ歯もはずしていて(今は入れ歯に金メッキして、大事に保管してるという)とても知的なナイス・ガイだ。オファーが来た時、自分は歌も歌わないし、踊りもやらないし、どうかな~と、非常に謙虚な反応をしてしまったというが、フレディの本名が「ファルーク・バルサラ」だと聞いて、「できるかもしれない」と確信したという。ラミ氏本人、エジプト人でアメリカに家族で移民してきている。(彼、双子なんです!)

私ははまるとひつこいので、特に海外のテレビ・シリーズものに手を出すのは極力控えようと思っていたが、つい、中古で、Mr.Robot Season.1ゲット!ひとつのパッケージに10話分入ってて、1300円すよ!どんな演技が認められたのか観てみたかった。確か、何かのカタログで黒いパーカーのフードを頭からかぶっている、異様な目つきの写真を見た事があり、その時「ウゲッ!何、この人???サイコもの?異常犯罪もの???」と何回も見直し、スルーしていた人だ。

実際観てみると、超現代ネット社会NYが舞台。人間関係が築けない変り者。昼はサイバーセキュリティ会社で働き、夜は凄腕ハッカーとして他人のプライバシーに侵入したり、企業の情報をリークしたり...その腕を見込まれ、色々な出来事に巻き込まれていく...

安いだけあって、字幕のないヨーロッパ版を買ってしまったので、ネットでだいたいの内容を把握しながら見てみた。地味だ。すごい地味だ。やたら、パーカーを頭からかぶる。移動は地下鉄。ドラッグもやる。色んなキャラが混在し、特に上昇志向の塊のスウェーデン人夫婦が怖い。スウェーデン語で話すから、その時だけ英語字幕が出るが、物凄い早口でついていけない(-_-;) ヤクのせいで記憶が途切れている。現実なのか妄想なのか、見ていてもわからなくなる。Mr.RobotというPC修理店をやっていた今は亡き父親役をクリスチャン・スレイター!あの名作、「薔薇の名前」で、ショーン・コネリー様の弟子として17歳の初々しさ丸出しで、本当に綺麗だった彼も、世の中の汚いものぜえええ~んぶ吸い取っちゃいました~って感じで、非常に嫌なイイ味を出している。

いや~。世の中には私たちの知らない作品が沢山あって、とても見切れないけど、その中から見いだされ、運を手にしている人って、やっぱ違うんだな。この地味な彼が、ムーブメントコーチにつき、特訓を重ね、世界中の人の胸を打つフレディを演じたわけだ。撮影初日があの伝説のLIVE  AIDシーンだというから驚きだ。

今更ながらジェントルマンに教えてもらって手に入れた、Queen Live at Rainbow '74の映像には私の中で止まっている「悪魔のように綺麗」なフレディが異様なオーラを発しながら動き回っている。「僕はロバート・プラントより、ライザ・ミネリに近い」と生前言っていたという。なんか、わかるわ。フレディ。スタジアム級狙ってたのは全く気付かなかったけど。改めて、R.I.P!!

 

※令和第一弾は、Queenつれづれ②を発信予定!アディオス、ヘイセイ!グラシヤス!

マンプク宮殿26 R.I.P Mark Hollis (ex. TALK TALK)

 ’80年代初頭~中盤にかけて盛り上がった「ニューロマンテイック」と日本では呼ばれていた一連のバンド群。今でも現役感があって活動しているのはDURAN DURANくらいか?
VISAGE(リーダーお亡くなり済)CULTURE CLUB(少し前に新作ライブ盤が出ている)ABC, Spandau Ballet、HUMAN LEAGUE(ここら辺は懐かしのバンドイベントなんかの常連、日本ではビルボード東京なんかでやっている)マイナーなとこではclassics nouveauなんていうのもいたか。
 日本でもヒットしていたのでFM等で聴く事も多く、好き嫌いに関わらず知っている曲は多いのだが、当時バリバリのロッキングオン史観に毒されていた私はここらあたりの音は積極的に聴く事は無かった。
 当時、DURAN DURANの仲間、弟分みたいな形(レコード会社もプロデューサーも同じ、ライブ対バンの機会も多かったらしい)で日本でも紹介されたバンド、気持ち悪いデ゙ザインのジャケ、顔のパーツが全て唇になったアルバムがリリースされた事を微かに記憶しているバンドが今回の主題、TALK TALKというバンド。2nd シングルのバンド名と同タイトルの曲が本国でも小ヒットし、リリース当時から名前だけは知っていたが、気に留める事も無く10年以上が経過。
 90年代半ば位に、家にあったプログレ名盤ガイドみたいな本を何ともなく流し読みしていた時に、彼等のアルバムが紹介されている事に気付いた。「はて?ニューロマのバンドがなんでこんなところに紹介されている?」と引っかかり。それから数日後、たまたま立ち寄った中古盤屋に件のアルバムが大廉価で売られているのを発見。確か500円もしなかったはずだが、ま、この値段なら試しに聴いてみるか・・・と思って購入。

 

Laughing Stock

 

 「Laughing Stock」、活動時5枚のアルバムを残している中の最終作。一聴してプログレだとは思わなかったが、侘び寂びすら感じさせる空間の多い音作りの中に漂う異常な緊張感。レーベルがverveという先入観もあってかジャズ(とはいえECM系)のような感じもする。最初聴いた時はDAVID SILVIANのソロアルバムに似ているかな?とも感じたが圧倒的にこちらの方が素晴らしい。「こりゃあ凄い掘り出し物だ、他のアルバムはどうなのだ?でも、この音で最初からやっているとしたら絶対ニューロマンチックなんて範疇入ってないよな」と探究心に火がつき他のアルバムも探し出す。
 結果、1枚目はかなりポップでまあニューロマといえばいえなくもない。2枚目~3枚目で大分音が重厚になり、唄もかなり悲哀を感じさせるものに、このあたりは本国イギリスではまあまあヒットというところだが、大陸ヨーロッパ各国ではチャートアクションもかなり高いところまで行っていたらしい。4-5枚目あたりは少し前の言い方でポストロックとか音響系とか言われていたものとかなり近似値に。
 3-5枚目のアルバムは今でも我が家で良く再生されており、ライブDVDも観ていたりもする。映像で見るメンバーは地味・・・。デビュー当時の写真を見ると笑顔で写り、身だしなみも若手バンド系の華やかさが少しあるのだが、ライブの時期(3rd-4thアルバムの頃)のボーカリストの格好は洗いざらしのジーンズ&綿白シャツ、中途半端な長さのボサボサ髪でサングラス。で、唄う時は殆ど俯いていて前見ない。間奏が長い部分ではドラム台に座ってるし・・・。華やかさとは全く無縁なステージで、下手すると駆け出しゴス系バンドのような趣なのだが演奏と唄は超絶、客もかなり盛り上がっていた。

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左:デビュー当時 右:解散前

 解散後、ボーカリストはソロアルバム1枚出した後、ほぼ引退。ベースとドラムは解散後O.rangというユニットで2枚作品を出しているらしい。(探しても見つからないしweb上で見つけても高値で手が出ない)ベースはPortisheadのボーカルと共同作を出したりしており、ドラマーはBark PsychosisというTALK TALKにシューゲイザー風味を加えたようなバンドで叩いたりもしていたが、表舞台から皆遠ざかっている感じは否めない。

 今年に入り、たまたま彼等のベスト盤を聴いた数日後、ボーカリストのMark Hollisが亡くなったというニュースが流れてきた。殆ど引退状態だったので義理の従兄がTwitterで告知したというのがソースというところが何とも淋しい限りだったが、それでも日本の音楽ニュースサイトでもそれなりに取り上げられ、DURAN DURANのメンバーやCUREのビデオディレクターだった方々がお悔やみを述べていたり、デビュー時以降はまともに日本盤でのリリースもされなかったバンドメンバーの訃報としては大きい扱いだったのが香典代わりになるのだろうか・・・
 
 昨今の若いころ良く聴いていた方の訃報続きの中で、誰が亡くなってもあまり驚く事もなかったが、この方の死はかなり大きいショックを受けたのが不思議だった。20代後半以降に再発見した音楽でここまで熱中したものが他にあまり無かった上に、今でも定期的に聴いていたからだろうか。諸行無常を感じる事が最近増えた・・・f:id:Tanu_LPT:20190326170611j:image

(この文章、1月前にとりかかったのにバタバタしていて、ようやく今日、本腰いれて書き始めた途端今度はSCOTT WALKERの訃報も流れてきた。次回はSCOTT WALKERか?訃報祭りにならない事を祈る)
 

Humble Mumble その29:テレビ通販あるいは、たなぼた宝塚

随分前から24時間、テレビの画面を通して商品を紹介しながら、どんどん電話やネットで商品を売っていく、それも家にいながらにして手には取れなくても洋服や家電や、なんでもかんでも化粧が濃くて弁のたつ「ナビゲーター」とやらが、モデルを使いながら繰り返し繰り返し視聴者を煽るように巧みに紹介していくので、かなりの売り上げだという。画面下には「残りあといくつ」とか「現在の売り上げ数」とか「売切れ!」とかLIVEで出るもんだから、心理学的にも購買意欲を煽る作戦は成功してるらしい。「只今、電話が大変繋がりにくい状態になっております!」と言いさかんにネットからの購入も促すが、それも作戦か、ためしに電話してみると即繋がったりもするという。(おばちゃん、ネットできんけん)

 

繰り返し同じVTRで宣伝する健康食品CMも後を絶たない。初回限定無料!とか、なんと、初めての方にはもう一箱無料でプレゼント!とか、「本当にこれのおかげで人生楽々です!」など、絶対どこかの劇団の名もない俳優さんが演じてるのもバレバレなのに、健康食品とか、そんなにいいものが世の中に溢れてるなら、それさえ摂取してれば病院いらないんじゃね?と、ついつい私のようなひねくれ者は購買意欲が逆に消滅する。

 

そんな中でも、某ショッ●●ャンネルで色々購入している友達が、本人は応募した覚えはないと言うが「宝塚劇場ペア鑑賞券」に当選した。ちゃんと書留で書類が届き、来れても来れなくても絶対同封ハガキで「出欠」の返信をしてとの念の入れよう。席は当日までどこだか分からないけど、一緒にいかない?と誘ってくれたので、お言葉に甘えた。

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いやはや、来てるお客さんが濃かった!宝石、毛皮に身を包み、青いアイシャドー、全身ピンクハウス(R.I.P.)の70前後とおぼしきご婦人。まずは招待客の列に壁に添って延々並ばなくてはならない。列が長くなるので同伴者(私)は劇場正面の「お友達待合場所」で待機しなければならない。それでもタダなんだし、宝塚は亡き母が大好きで、子供の頃とか読売新聞のタダ券でうんと後ろのほうの席でもペア券を年に何回も貰え、よく一緒に行っていたので、何十年ぶりだし、観れるだけいいや~と思っていた。やっと列が進むと、当選者(友達)が箱の中に並べてあるチケット2枚入りの封筒を無作為にピックアップする。それで初めてどこの席で観れるか分かるわけなので、まあ、公平ですな。が!!!思わぬ事態に驚愕!まさかの最前列!角席!

しばらく二人でアワワワ、アワワワ、してしまい時間つぶしに入ったデパートでも、同じように時間待ちの宝塚客で溢れていたものの、まだ観てもいないのに興奮冷めやらぬまま、予定外の買い物までしてしまい、店員さんにも「最前列なんすよ!」とチケットを見せる狼狽ぶり"(-""-)"

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抽選で最前列はまずありえない強運、とヅカファンの方に聞きました

ご存知のように熱烈な宝塚ファンが厳然と存在しチケット入手も困難な中、当日は某ショッ●●の貸切り公演だったので、「選ばれしフツーの人々」で奥の奥まで満杯だった。なんせ真ん前、ステージから客席にヅカレディたちが降りてくる3段階段も目の前にある。何度も降りてきては横で団子状になって踊っていたり、真ん前に並ばれたり、お化粧具合、お洋服の縫い目、靴のシワまで至近距離で観れてしまい別世界の美しさを照れながら堪能!ラスト、大階段を男役レディたちがビシッと黒のタキシードできめて、一糸乱れず降りてくるお約束。トップスターに至っては、何キロあるのかわからない、身長を超えるほどのオーストリッチの巨大な飾りを腰につけて悠然と降りてくる。眼福、眼福♥

あまり書くと、コアなファンの顰蹙を買うのでこの辺にしておくが、母が大好きだった宝塚。素敵なショールを衝動買いしてしまった店の店員さんが、ベラベラ感動を伝える私のはしゃぎぶりにこたえて言ってくれた、「お母さんも、今日は一緒ですよ!」これは、本当に感じた。ママ、よかったね!シジミチャーーーンス!!!

Humble Mumble その28:バーフバリ 王の凱旋(India, 2017)

唐突ですが、お釈迦さまは実在の人物で徳を積んでは何度も生まれ変わり、満を持してその昔、インドエリアの釈迦族の王子として誕生するも、人間につきまとう老、病,死,苦の元を解明すべくすべてを捨てて,難行苦行の末悟りを開かれブッダ(すべてを悟った人を言う)になり、人類に光明をもたらした...私の知識ではこの程度しか説明できないが、釈迦族の王子っていったいどんな生活よ...と下世話な思いもわいてくる。

見てしまった。世界で300億稼いだという、もう、みなさん、とっくにお馴染みの「バーフバリ1&2」計5時間の前後編!前から、折に触れタヌが「バーフバリ、面白いらしいよ!」と鼻息荒く言っていたものの、マンガ版まである、暑苦しいボリウッド映画はちょっとな~、「スラムドッグ・ミリオネアは好きだったな!」と言うと、「あれはハリウッド映画だよ!」と間髪入れず訂正された。

バーフバリ2 王の凱旋 [DVD]

いやはや、長い!前編のThe Beginningと後編、The Conclusionは1本で2時間半位でまとまったのではと思うくらい。しかしインドの熱い血がそれを許さなかったのだろう。回想シーンも流すぎて集中力必須。簡単に言うと、王族間の3世代に渡る王座を巡る争いなのだが、分かりやすい勧善懲悪。バーフバリ、カッコイイに決まってる!踊りや歌は絶対はずせない。ぜんぶてんこ盛りにしないと!豪華絢爛な衣装も音楽も大変よくできている。言語が耳慣れないインドの原語なので、こればかりは字幕が頼りだ。凄いんです、翻訳家さん。26年に一度、悪魔祓いのため国母シヴァガミが頭に火鉢を乗せて、シヴァ神の神殿まで決して歩を止めず、火鉢の火を届ける荒行。この時代の宗教事情を把握してないと絶対でてこないであろう、パーフェクトな対訳!「シヴァ神殿を三週すれば結願する!」「発願は成就する!」「血脈に流れる業による負債」「今生でこの罪を贖えましょうか」「この因縁は続く!」
また、音楽も重要な役目を背負っていて、今まさに起きていること、これからこうなっちゃうんですよ、って内容を歌詞で都度都度、教えてくれて親切。音響効果も一歩も手を抜かない。
エーッシャ、ウッギャッサー、バフバフバーフバーリ~~~~!バーーーーッッッ!
荒ぶる神よ、シヴァ神よ!バーフの動きも超人的で、CGとかでやりすぎは当然なんだけど、様式美があるというか、敵にとどめを刺す時は、相手の顔を見ずに、「諸行無常~!!!!」と言わんばかりに剣を振り下ろす。習字の止め,撥ね、払い的アクション、鍛え抜かれた美しい体に、揺れる絹の装束に、クラクラくる場面も何度も!インドの女優さんも綺麗!
お釈迦様の時代も、王族はこんな御殿に住んでて、素晴らしい衣装に身を包み...大国、小国の力関係、他国からの襲撃。バッタバッタ、ぶっ殺していく!正義のためなら、国を守るためなら、なんぼ殺してもええねん!! なんか、書物でしか馴染みのないお釈迦様をだぶらせると、3Dイメージ沸いて、ものすごく勉強になりました。お釈迦様はブッダになったけど、最終的に釈迦族は他国に殲滅されてしまうし...こんな映画の中のような殺戮が繰り広げられたのだろうか。人間てなぁ..

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私もこの映画では国母シヴァガミ様が一番好きです(タヌ)

1のBeginningは歌、踊り、暑い国なのに、色々逃げてて唐突に大雪のシーンでボブスレーもどきとか、ラブラブ妄想舞踏シーンとか、サービス満々で濃すぎるんだけど、重要な鍵を握っている最強奴隷戦士、カッタパの最後の衝撃的告白で、2も見ねば収まらない。後編のほうがテンポもよく、ダントツ面白い。結局夜中に5時間ぶっ通しで見てしまい、翌日白目が出血!恐るべしインド映画!
どんなに凄いかは語り切れないけど、一番好きなシーン、政治を司る国母シヴァガミが命令を下す時、必ず「この宣誓を法と心得よ!」と目をむいて言い放つところ! いいから見て見て!王を称えよ、さらに称えよ!!!!バーーーーーッ

 

 

マンプク宮殿25 Music from the Death Factory

 

 中学生時分、購読していた音楽雑誌やFM雑誌(死語ですね。昔はFM放送を録音する「エアチエック」なるものが盛んだったのでFM局の番組表と軽めの音楽&オーディオ記事を載せた廉価な雑誌があったのです。2000年代入る位にはほぼ絶滅しました)で「インダストリアルミュージック」「ノイズミュージック」なる海外の動きが紹介されるようになった。代表的なバンドとしてあげられていたのが「THROBBING GRISTLE」。
デビッドボウイが興味を持っているとか、YMOが注目しているとかの謳い文句に惹かれ、猛烈に気になったがその当時国内盤は未発売。怪しげなお姉ちゃん(副業でヌードモデルもやっていたので、乳放り出し写真なんかが音楽誌に出ていたりしました)と違う意味で怪しげ(猟奇殺人でも起こしそうな雰囲気)な背の低い兄ちゃん+高校物理部とかに居そうな中途半端に長髪な地味男+短髪ゲイムードばりばりのオッサン(後にイギリスで有名なデザインチーム「ヒプノシス」のメンバーだった事を知りました)のアーティスト写真や彼等のデザイン(自分たちのレーベルのロゴがアウシュビッツ、ビルケナウ収容所の写真とか、ジャケ表1がイギリスの自殺名所でメンバーが微笑んでいる写真)、スローガン「MUSIC FROM THE DEATH FACTORY」とか「INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE」等に猛烈に煽られながら想像を逞しくしていた。

 

20 Jazz Funk Greats [帯解説・歌詞対訳 / 2CD / HQCD(高音質CD)仕様 / 紙ジャケ仕様 / 国内盤] (TRCP220/221)

 やや時が過ぎてからPASS RECORDというレーベルから日本盤発売。前述した自殺現場写真ジャケのアルバム、「20 JAZZ FUNK GREATS」活動時に出たスタジオアルバムとしては最後の作品。早速購入して聴いてみたのだが・・・ノイズというので想像していたのとは少し違う。貧相なテクノ?TANGERINE DREAMの簡素なパンク版?という感じで一聴しただけではピンと来なかった。が、何度か聴いていると猛烈にイヤーな暗い気分になる事だけが判った。だからと言って聴かなくなるわけではなくまた聴いてしまう。で、又嫌な気分になる。嫌な気分になりたい時には最高!って何を言っているのか自分でも混乱するが、学校から不愉快な気分で帰って来た時など良く聴いていた。不機嫌な時にKISSとかCHEAP TRICKなんか聴くとより不機嫌になるし。
その後、地元輸入盤屋に入荷したライブカセット「BEYOND JAZZ FUNK」、最終作品のスタジオライブ盤「HEATHERN EARTH」(これが一番好きな作品)を購入したりしたが、彼等は解散後、山のようなライブ盤やスタジオ未発表作品、出所が怪しいBOXセット等、とてもフォローしきれないリリースに辟易したのと、解散後の各メンバーの活動が全く興味持てなかった為、いつしか全く聴かなくなった。

 それから幾星霜。2004年に再結成したという情報が流れてきた。ライブをやったり新作を出したりしていたのに相変わらず興味は持てなかったが、何かの機会に新しいアーティスト写真を見てみると、怪しい男は怪しい(妖しいでは無い)女になっていた・・・いつの間にか彼は性転換をしていた。他のメンバーは順当に年齢を重ねてオジサン、オバサンになっているだけなので彼の周りだけ異空間のようになっている。私が知らない間に彼に何が起こったのか?まあ何が起こっていようと不思議では無い感じの人だったから仕方ないのか・・・

Heathen Earth [解説・紙ジャケット / HQCD(高音質CD)仕様 / 2CD / 国内盤] (TRCP231/232)

更に数年経ち、その男→女(面倒くさいので以後ジェネシス君と呼ぶ)が突然意味不明な声明を出しバンドから離脱したというニュースが。ジェネシス君無き後、残りのメンバーで既に決まっていたツアーを続けとりあえず活動終了。それ以降聞こえてくる話はジェネシス君体調崩し生命の危機、とかゲイっぽいメンバーの方は実際ゲイで恋人が不幸な死を遂げた後、タイに渡り客死とか何とも暗い気分になるエピソードばかり。

アート セックス ミュージック (ele-king books)

そして昨年、メンバー紅一点(コージーというお名前)の方が自伝を出版、邦訳も出たのでかなりのボリュームだが読んでみた。出て来る出て来るジェネシス君の酷い話。まあ一方の見方のみで書かれているので全部そのまま受け止めるのは危険だが、ジェネシス君ならやりかねんと思わされてしまうのは負の人徳なのか。彼女は最初ジェネシス君と付き合っていて、後に別メンバー物理部系兄ちゃんに乗り換えたのだがどうも最初の解散の原因はそれらしい。ありがちな紅一点メンバーが居るバンドの解散劇。解散の際、関係各所に送られたメッセージカードには「MISSION IS TERMINATED」とだけ書かれていたらしい。くー!格好良いねえ!内情知らなければの話ですが。

やっている音楽はやたらコンセプチュアルなのだが、それをやっている人間達はドロドロの愛憎劇の中に居たというのは興味深い話なのですが、その本を読了した後、レコードを再度聴いてみた。印象変わるかな?と思ったが何も変わりません。だが同時代に同じジャンルと見なされていた他のバンド、CABARET VOLTAIREやSPK, 23SKIDOOなんかは時代補正込で聴かないと今はキツいけど、彼等は相変わらず中学~高校時代聴いていたのと同じ気分に放り込まれる、というのは凄い事なのだろうか。

 

Force It (2007 Remaster)

※余談ですが本を読んで知った事実、UFOの「FORCE IT」というアルバムのジャケット。お風呂用品展示場みたいな空間で男女がくんずほぐれつしている写真なのだが、この2人はジェネシス君とコージー姉さんだったという事、良く見れば確かにそうだ。デザインはヒプノシスだからやはりメンバー絡みの仕事だったのだろう。今更知っても一文の得にもなりませんが。