あ~あ~、コロナでどこも行けないしさ~、ヨーロッパまた、ロックダウン~?マスクしろよ~、なんて心のタガが外れたわけではありませんが、今回の内容はR15指定?殿方には刺激が強いかもしれません。ただでさえストレスフルな日常を懸命に送られている、これ以上、不測の事態はゴメンだよ!て方はお読みにならないほうが賢明かと思います。CAUTION ! CONTENTS HOT !!
皆さまは、ああ、パンツがきつい、早く家に帰ってブリーフをかなぐり捨てたい!ノーパンになりたい!なんて思いをされたことがありましょうか。
あるんです。私達には「ブラジャー」という生活矯正指導者が常時つきまとっているのです。
タヌと私はコケイジャンの血が入ってるからか、ガタイが大きく、肩幅、胸板、肉玉が大きく若い頃からブラ選びにはそりゃあ、苦労しました。日本製はどうも体に合わず、高いフランス製の魅惑的なブラをなんとか見つけ、寄せてあげて、もっとボインになってしまい(※ミサイルパイ)、ブラウスの胸のボタンは大笑いするし、セクシーなんてもんじゃなく余計太って見える気がして、決して嫌味ではなく、ささやかなバストサイズの方々を心から羨んだものです。ほらほら、あの女優さん、名前が出てこない、う~ん、あの貧乳の...キーラ・ナイトレイ!てファミリージョークも半分憧れ混じりの嫉妬なのです。
せっかく買った高価な輸入ブラも、洗濯して外に干しておいたら盗まれ,ほぞをかんだ事も幾たびか!返せ、バッキャローッ!!この変態野郎!
可愛い!と思った洋服も、試着すると胸が合わず玉砕は日常茶飯。ていうか、日本の型紙が私達には微妙に合わないのです。私なんか手も長いし、そのくせ寸胴で腰が細いのでお好み焼きのヘラのような、とても涙なしでは語れない厳しい実情と絶えず戦ってきたのです。
最近じゃファストファッションとか、色々ネットでも選択肢が増え、かなりよりどりみどり選べるようになったけど、昔は店頭で体型に合う服に出会えた時は、もう二度と出会えないかも!と、色違いなどまとめ買いに走ったことも。苦労してるんですよ!
そんな中、ババアになってくると、いよいよ耐えられないブラジャー!肩は凝るし、紐は食い込むし、夏なんか汗吸ってグチョグチョだし、かといってさすがにノーブラじゃ職場やお出かけには...特に真夏の薄着時に私たちがノーブラで闊歩したら犯罪ですよ"(-""-)"
海外の女性たちがタンクトップでも、Tシャツでも、超タレパイでも、平気でノーブラで外出してるのは、やはり文化の差、自信の表れでしょうか。
私よりひとまわり体格が小さいタヌはユニ●ロのノンワイヤー系や、アメリカのSPANXというブランドで自分にぴったりのサイズを見つけ、私よりは快適に過ごせているようです。スパンクスは日本では1万超えでしたが*、海外サイトのバーゲン時を狙い次のオリンピックまで十分もつだけの量を確保してある!と鼻息荒く自慢しています。
ただ、このスパンクスも定番の黒とか綺麗なものからどんどん売れ、そのおこぼれの中からのサイズ選びなので、ピッタリなものは決して平常心の時には買わない豹柄や蛍光黄緑とか、かなりチャレンジャーです。サイトのモデルさんも、通常のセクシーサイズを綺麗に着こなしてる女性の他に、必ず同じ下着を「ダッドーン!!」「ドッカーン!!」系サイズのお姉さんも着せてみていて、人類皆平等感を醸し出しています。(※写真参照)
しかし、ある時、私にも光が差し込みました!世の中にはカップ付きキャミソール、タンクトップというものがあったのです!50代の8割がこの手のものに光明を見出しているというのも知りました!そうだったのか!やっぱり「ブラ難民は私だけじゃないんだ!」
もうハン1、取り寄せる、取り寄せる、まずはユニ●ロ系から!しかし、M,L,XLとざっくり仕分けのみで、当然XLをトライするものも、なんだよ、こんなにひっぱらないと着れないの?余計苦しいじゃん!カップ全然合わないよ!で返品。
熱処理だけで形成されている一見ステキなレース系ラクチンブラも足から上に引き上げて着用って、伸ばしてる間に引きちぎれちまうよ!代引きでしか買えない中華系サイトのブラは返品もできず泣き寝入り( ノД`)
そこへ某有名下着メーカーが出している「ブラいらず」「NO!圧迫感」というふれこみのカップ付きタンクトップに遭遇!レビューにも、こんなのが欲しかった!とか、まるで着てないみたい!とか、もう売り切れたら困るからまとめ買いしました!と生々しいコメント多数だったので、良心的な肌着値段ということもあり、藁をもつかむ思いでまとめ買い!
あらっ!いいじゃない!楽だわ!カップもLでピッタリじゃん!背中にはゴムがないし、苦しくない!と、思ったのもつかのま...
前のカップの下のゴムが今度はキツイ。半日してると苦しくなってくる。(個人の感想です)アハハハハハ!
もう卒業だよ、卒ブラ!どうぜ、自宅勤務なんだから、エプロンして誤魔化せばいいも~ん!! DAHHHHH!!!
お目汚し、大変失礼致しました。 ブラ難民代表ハン1、敬って申す。
【追記】
上記のようにほざいていたハン1は、その後偶然Amazonで某大手メーカーのフルカップ型落ち半額セールに遭遇し、だましだまし取り寄せると、なんとGood Heaven!どんぴしゃ!きつくない!綺麗で痩せて見えるミサイルパイ系に大満足。晩年一生困らないだけのブラジャーを、しこたま3回払いで手に入れたという。ブラ復学である!(完)
*SPANX…2000年、アメリカの女性起業家、セーラ・ブレイクリーが、自分が本当に着たいと思った「苦しくない」柔らかい素材、かつ段差のできない補正ガードルを発売後、グウィネス・パルトロウやビヨンセなど多くの女性セレブリティのステージ衣装アンダーウェアとして話題になり、その発展形としてガードル素材でできたブラジャー、ブラレリアを2008年に発売後大ヒット。2011年にはワコールが輸入販売を開始したが、本国価格の1.5倍以上する国内価格(ブラの標準価格帯9,800円)、本国では豊富なサイズバリエーションがありながら、他メーカーでも充分入手可能な最大公約数的サイズしか国内展開せず、本当に困っているプラスサイズの女性にとっては何の恩恵にもならなかった事などから、数年後に日本撤退した。その後スパンクスは本国公式サイトより日本へも発送対応していたが、昨年よりオンラインストアの販路を北米限定に縮小。現在タヌはアメリカからの転送サービスを利用し、まとめ購入している。たかがブラジャーにそこまでするか?するんです。何故なら、バストサイズが大きい日本人が、楽でサイズのあうブラに出会える確率と言うのは、ある意味理想の伴侶に出会うより難しいから。嵐で船が座礁し、暗い海へと放り出された時、偶然つかんだ浮き輪のように、一度掴んだら絶対離さない。自分の体型がもはやそのブラを受け付けなくなるか、規格変更して合わなくなるまではー
「豊乳は 百害あって 一利なし」読み人知らず、以上。