LPT annex

whatever LPT consists of

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

The Stranglers / Black & White

1978年リリース、ベースの轟音とオルガンの閃光が交錯する、当代きっての最高傑作です。中学時代LPで持っていましたが、先日輸入盤CDを買い直したらレーベル面の印刷がない上、中身は全然違うバンドの曲で大誤爆。ベースのジャン=ジャック・バーネルは、当…

episode 0703 : Leak of personal information

「情報漏洩デビュー!」 昨日帰宅したら、郵政公社から「個人情報の漏洩に関するお詫び」と称する書状が届いていた。なんでも、職員が車上荒らしにあい、車内には職員が勝手に持ち出した約29万件の振替口座情報を記録したUSBメモリがあり、その中に何と私の…

空飛ぶモンティ・パイソンVol.1

日本でも30年程前*に吹替え版で放映された、人気コント番組の総集編シリーズ(全7巻)です。私は日本のドリフ、英国のパイソンズで幼少期の人格が形成されたといっても過言ではありません。単純なナンセンスコントのようで、英国の世相風刺や歴史・文化・人…

episode 0702 : Evening of the 40th birthday

「祝杯模様」 一昨日、40歳になった。もうこれで、言い訳無用の中年女になった。雑誌で、30女が「艶女(アデージョ)」とかいって、貫禄美人だの言っているが、じゃあ40女はさしずめ「泥女(ドロンジョ)」か。顔も体型も、そのうち泥のように崩れてくるんだ…

Dead Kennedys / Fresh Fruit for Rotting Vegetables

80年に発表された1stのリマスター、デッド・ケネディーズの「暗殺」です。一見キャッチーなアメリカンパンクですが、何といっても魅力は歌詞。ジェロ・ビアフラが外連味たっぷりに歌う、陰険・偏見・狭量な「腐ったアメリカ」は必聴!「キル・ザ・プア」で始…

episode 0701 : going too far in New Year

「やりすぎな正月」 今年も主人の実家へ帰省した。昨年とはうって変わって暖冬の盛岡は地面に雪一つなく、日中も東京の朝方より暖かい位だった。だからといって、あくまで帰省なのでさほど出歩くこともなく、もっぱら実家で…食べていた。 東北にはもてなしの…

荒野の用心棒 完全版 制作50周年Blu-rayコレクターズ・エディション

元祖マカロニ・ウェスタン映画として今だに熱狂的なファンが多い作品です。ウェスタンは米物もマカロニも別段興味がなかったのですが、たまたま借りて観た所、あまりの面白さに腰を抜かしました。いい奴でも悪い奴でもない、利にさとく頭のキレる流れ者のガ…

episode 0612 : Your skin is so fat...no,no,no, beautiful

「有意義な旅」 先週、次姉と共に父の故郷である台湾へ行った。台北に住む従兄の車で高雄まで縦断し、正味3日の旅程だったが、従兄のおかげで台湾全土に点在している父の妹4人を始め、大勢の親戚に会うことができた。既に言動の混濁が始まった叔母もいて、「…

And Also The Trees / When The Rains Come

AATT初のアコースティック・セルフカバー集ですが、初期作品から近作まで、「ええっ、こ、この曲やんの?」みたいな選りすぐりの暗い曲ばかりやってます。路線としては70年代根暗フォーク系ですが、アンプラグドでもあまり普段の印象と変わらないどころか、…