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ニューヨーク・ドール

ニューヨーク・ドール [レンタル落ち] [DVD]

 

元ニューヨーク・ドールズのベーシスト、アーサー・ケインのドキュメンタリーです。バンド解散後零落し、自殺未遂の末モルモン教徒となり細々と教会施設で働く中、ドールズのファンクラブ会長だったモリッシー主催で30年ぶりに再結成。ロックスターとして大成したファンの一念でケインの悲願が叶います。立派な会場、上等なホテルや食事、30年来のファン来訪と、数々の「冥土の土産」をもらい、ステージに立ち22日後病死するという幕引は、監督も予期し得なかったまさに「神の仕業」。ケインの神に仕えるまことは本物だったと心に滲みいります。(キングレコード、KIBF-414)

Mar. 2007

追記 Aug.2015

この映画を見て以来、自分の好きなマイナーバンドやアーティストが、突如ビッグネームとライヴをやったり大々的なツアーのサポートアクトに駆り出されたり、日本じゃ絶対見れないと思っていたバンドが来日したりすると「まさか、冥途の土産では…」と、無駄に不安がよぎるようになりました。少し前に紹介したAATTの来日を知った時は、自分がそろそろ死ぬんじゃないかとさえ思いました。別途filmコーナーで紹介しますが、動的エレポップの先駆、ファド・ガジェットことフランク・トービィも長らく食い詰めていたところ、彼をリスペクトするディペッシュ・モードから欧州ツアーのオープニングアクトに抜擢され、勢いづいて本格的に再始動しようとした矢先に急死、亡くなる前日(2002年4月2日)のブログには「今日もライヴ楽しかった…これから色々な所でやるから、待っててね!日本にも行くつもりだよ!」と書かれており、衝撃と悲しみが増しました。みんな、元気でね。