'78年のリリース時全英7位を獲得した初のライヴアルバムで、日本でも2006年紙ジャケで再発されました。当時は「ストラングラーズを聴くならライヴから聴け!」と言われた程、演奏・曲構成ともに初期の彼らを知る上で外せない、完成度の高い1枚です。通常パンクバンド扱いされるストラングラーズですが、ライヴを聴くと彼らのルーツはパンクではなくパブ・ロックである事が分かります。それも、そこら中に導火線と火種が共存している一触即発、スリル満点の暴力パブです。当時の彼らはファンが楽屋に来ればまわし蹴り、雑誌で悪く書かれれば出版社に殴りこみ、見事に言行一致しています。気合を入れたい時にお奨め。(EMIミュージックジャパン、TOCP-67944 )
Nov. 2009