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episode 0609 : DNA a go-go

「DNA a go-go」

 先日行われた浅草サンバカーニバルで、後輩F君の所属するチームが3連覇を決めた。

3連覇というのもびっくりだが、そもそも身近にサンバをやってる人がいるのも驚きだ。しかし、F君は阿波踊り発祥の地・徳島出身とのことで、妙に納得してしまった。阿波踊りもサンバも、延々と続く打ち鳴らしものに導かれ、人間の濁流となっていき、到達点はトランス状態の目くるめく世界。彼の実家は代々徳島とのこと、やはり永年培われた阿波踊りの血が、彼のチームをサンバに、優勝に導いたに違いない。恐るべしDNAだ。

ちなみに私も父は台湾人、母は日本人だが、台湾に行き手当たり次第屋台で拾い食いをしても腹を壊した試しがない。同行した人が暫く病院通いした位、微妙なものでも大丈夫。私は体が丈夫な方ではないが、台湾の食に関しては、胃腸で悩んだことがない。実家の食事は中華中心で、パンチの効いた物ばかりだった。その食生活で母は高血圧と糖尿病を悪化させたにもかかわらず、父は今もなお血圧正常、血糖安定という大差が出ている。

私のような血を分かちあった子供の場合、いいとこどりと行けばよいのだが、この先どうだろう。南北差のある日本国内でも、事情は同じではないだろうか。これから生活を共にする方とは、よくよく相手のDNAまで考えて、日々歩んで欲しいと思う。

Sep. 2006

追記 Aug. 2015

日本人の母は2008年に、台湾人の父は2010年に亡くなりましたが、昨冬父方の叔母を見舞いに台湾へ行ったところ、従姉から「私達のおばあちゃん、ヨーロッパ人のハーフだったのよ。伯父さんから聞いてた?」それじゃ父はクオーター、私は1/8白人って事?聞いてないよ父ちゃん!当時の台湾における列強の進出情勢に加えキム(キンバリーの愛称)という祖母の名前から考えると、ヨーロッパでもイギリス人とのハーフ説が濃厚ですが、父の若い頃のあだ名は「スペイン人」だったそうです。諸行無常。